英語学習

中学生に英語を教えていて感じる英語が苦手な原因・理由5つ

TOEICのスコアが低くても高校入試までのテストなら満点が取れる久原です。

中学生のお子さんがいるひとは、「なんでこんなに英語ができないんだろう」って不思議に思うことありませんか?

これまで仕事でたくさんの中学生を見てきて感じた、中学生が英語を苦手な原因・理由を5つ書くので、ぜひ参考にしてください。

質問なども受け付けますので、気になることがあればコメントやtwitterで聞いてくださいね。

 

★ わたしの考える中学生の多くが英語を苦手な理由 ★
・単語を覚える重要性をわかっていない
・品詞がわからないので文法を習っても解けない
・英語を特別な教科だと思っている
・自分は英語ができないと思っている
・国語力が低くて説明を聞いてもイメージできない

 

 

単語を覚える重要性をわかっていない中学生が多い

単語力が足りない→英文が読めない、答えを埋められない→点数がとれない→英語が苦手、というパターンです。

 

単語は毎日やった方がいいことをわかっていない

はっきりいって、このタイプが一番多いです。

そんなバカな! という声が聞こえて来そうですね。

たしかに「単語は大事だよ!」とみんな言います。

学校の先生も塾の先生も、保護者だってずっと言っています。

 

では質問しますが、単語を覚えるために毎日時間を使っていますか?

 

テスト前になったらやるのは当たり前です。学校で小テストがあるから勉強するひともいると思います。

でも、そんな短期間で覚えられるほど単語って甘くないですよ。

毎日10分でも単語の学習を行っている生徒は、総じて英語の成績が上がっています。

 

単語の勉強は家族で一緒にやるのが継続しやすい

ではどうやって英単語を勉強させるのか。

一番良いのは、お母さんやお父さんと一緒に毎日勉強する時間を作ることです。

家族で取り組むようになると、継続して続けられるようになります。

また、会話のきっかけにもなるので、良い効果があったとたくさんの報告をもらっています!

それに、一緒にやっていれば「自分はやらない癖にいちいちウザい」と言われなくなります笑

 

 

品詞がわからないので文法を習っても解けない

文法を覚えても品詞がわからなければ意味がない

学校で習う英語は、文法を中心に教えられます。

be動詞+動詞ing(現在進行形)やhave+過去分詞(現在完了形)などです。

わたしもこの教え方で習いましたし、これはこれで間違っていないと思います。

 

問題は、be動詞、過去分詞がなんのことなのか、わかっていない中学生が多いことです。

「be動詞ってなに?」と聞くと「amとかisとかareとか」と答えてくれる子はまだいいです。

中には一般動詞とごっちゃになってしまっている子や、IとかYouと答えてしまう子もいます。

嘘みたいだけど本当のはなしです。

 

品詞がわからないまま文法だけ覚えた子は、答案用紙にはちぐはぐな解答を書いてしまいます。

また、文によって単語を置き換えることも難しいので、点数が取れません。

そして、頑張って文法を覚えたのにテストが解けなかったとなるわけです。

 

品詞は最低限『名詞』と『動詞』を覚えさせる

しかし、品詞を理解させるのは簡単ではありません。

そこで、最低限『名詞』と『動詞』だけはわかるようにしておくのをオススメします。

中学校の英語で問題として出されるのは、ほとんどが主語か動詞の部分です。

もちろん、SVOOの第4文型など目的語が問題になる分野もあります。

でも、それはほんの一部だけです。まずは名詞と動詞を理解できるようになってから取り組みましょう。

 

 

英語を特別な教科だと思っている

大人になって使わないのは数学や理科も同じ。でも英語だけ特別視される。

最近では教育指導要領がかわって小学校から英語を学ぶようになりました。

しかし、あとから加わる教科という印象は変わっていません。

多くの子どもたちが英語は特別な教科だと思っています。

むしろ、大人のほうがその認識が強いかもしれません。

 

「自分たちの国で使わない言葉だから仕方ない」とか「英語なんて話せなくても日本から出ないから困らないし」なんていうのは、いつの時代でも言われる言葉ですね。

でも、数学だって理科だって、大体のひとは大人になってから使わないです。

それでも英語ばかり言われるのは、どこかで英語を特別だと思っているからだと考えられます。

 

英語の勉強時間が足りていないのは、英語を特別視しているから

英語は特別だという言いわけを持っているから、勉強のときに自然と避けてしまうわけです。

以前このブログで「英語教育は本当に間違っているのか」の記事にも書きましたが、そもそも勉強時間が足りていません。

英語が苦手な子ほど勉強時間の合計が短いので、まずは特別だという認識を改めなければなりません。

 

意識レベルの話なので難しいですが、いくつかアプローチ方法を考えてみました。

  • 無理やりでも毎日30分以上英語を勉強させる(習慣化)
  • よいと思う英語学習の記事を読ませる(意識の変化)
  • 英語が得意なこどもに会わせる(意識の変化)
  • 英語の勉強している姿をほめる(承認欲求)

このあたりは実際にその子をみないと判断が難しいので、顔を思い浮かべながら良い方法を考えてみてください。

 

 

自分は英語ができないと思っている

頑張って勉強をしても英語はできない思ったら、打ち込むことはできません。

そうなると結局勉強時間が足りなくなり、英語ができないままの悪循環です。

残念なことに、とても多くのこどもが自分には英語ができないと思い込んでいます。

特に学年が上がるほどに諦めが大きくなり、「いまさらやっても無理だ」と思うようです。

 

その状態で勉強を続けていても、おそらく頭の中で違うことを考えてしまっています。

中学校で習う英語のレベルなら、頑張れば夏休みだけでもそこそこまで行くことができます。

(相当な努力を要しますが、実際になんとかなっている子が多いです)

今の時期ならそのことを子どもに話してあげてください。

また、このブログを読ませてもよいと思います。

 

シンプルに考えてください。

夏休みが45日あるので、単語を毎日20分勉強したら15時間、文法を毎日1時間勉強したら45時間です。

計60時間もあれば、何冊の小説が読めるでしょうか。

それだけの時間を正しく使えば、中学レベルの英語は十分に対応できますよ。

そして、英語はできるようになればなるほど、新しいことの理解がはやくなります。

夏休みを終えるころには、なんで苦労していたのかわからないくらいになれるってことです。

 

 

国語力が低くて説明を聞いてもイメージできない

国語力が低い子は説明を理解していない

この手のタイプは非常にやっかいです。

解説文に書いてある日本語が理解できていないので、どんなに頑張って勉強しても英語力が上がらないです。

例えば、先ほど書いた中に「品詞」という言葉がでてきましたが、国語力が低い子には「ヒンシ」と聞こえています。

品詞が単語の種類・はたらきを表すことばだと知らないんです。

 

さらにやっかいなのは、その言葉の意味をがんばって教えたとします。

一見すると理解してくれているようにみえるのですが、「じゃあ品詞ってどんなものか説明してみて」というと、答えられないことが多いんです。

理解しようと思うことが辛くて、説明を聞くときに脳みそを上手に使えないのです。

ようやく答えられるようになったとしても、単に言葉をそのまま覚えただけのケースが多いです。

 

まずは英語の勉強よりも国語の勉強をしたほうがいい

このレベルの子どもなら、一旦英語の学習から離れたほうがいいです。

そもそも5教科のほとんどが良くない状態だと思うので、国語の勉強をするところから始めたほうがいいです。

 

国語の勉強ってなにをすればいいのかわからないかもしれないので、3つだけ書きます。

  • 漢字をたくさん書いて覚える(漢字検定のテキストがオススメ)
  • 文法のテキストを最初から丁寧にやる(学校配布のもの)
  • 童話でもよいので本を読む習慣をつける

国語の専門家ではないので正解かどうかわかりませんが、いままで見てきた子たちは漢字検定の合格から変化することが多かったです。

 

 

すべての問題を解決できるわけではないですが、経験からみると全体の8割くらいはここに書いたパターンに当てはまります。

大切なことは、一人ひとり抱えている問題が違うから、アプローチの仕方も変えなければいけないということです。

特に親の世代とかは、自分がうまくいったやり方をそのままやらせようとするひとが多いですが、これはあまりよくないです。

いくつかやり方の選択肢を与えてあげて、どういう風にやるかは本人に任せるというのが良いと思います。

ひとりでも多くの子どもが英語嫌いを克服できることを願っています。

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